機動戦士ガンダムスタンプラリー

僕とルイコのスタンプ帳。冊子は1人1冊だからね(戒め)

僕とルイコのスタンプ帳。冊子は1人1冊だからね(戒め)

再びこの時がやってきた。今回は「あなたならできるわ。」編らしい。セイラさんの台詞だね。おだて上手。

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開催概要や景品については公式を見てくらさい。

僕とルイコは今回もしっかり参加することにしました。でも何だかんだ忙しくて、スタートは少し遅れちゃった。「この間にも山手線ガンダムが品切れになってしまうのではないか…」という恐怖が常に付きまとっていたけど、結果的には割と大丈夫でした。そう、僕たちは無事に65駅制覇に成功したのです。結論は先に言おう。

そしてここからは、僕たちが各駅で出会ったキャラクター、MSをかいつまんで紹介してみる。

五反田/ララァ・スン

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チューリッ↑プ↓か、とんがり帽子に乗ってる人

記念すべき1つ目は五反田のララァ。 僕は五反田勤務なので。

左上が汚いこのララァが僕ので、きれいなのがルイコの、という区別をこれ以降ずっと続けることになる。

65駅達成後の現在も当然のように五反田に通っているが、駅構内をよく見ると、スタンプ台の横に「もう押してくれましたか?」というララァからのメッセージや、ジオン軍オールスターの特大コラージュ(こっちは最初からあったかも)が追加されたりして、駅側もイベントを盛り上げようと色々試みていることがわかる。愛だなあ。

中野/ハイザック

前回はアムロだったマイ・ホーム・タウン・中野。今回は結構渋いのを当てがわれていた。ジェリドのMS、色々ある中でこれなのか…。でも主力の量産機は大事だよね、あらゆる作品において。わかる。

新宿/ジオング

ジオング。僕とルイコが最も愛するMSのひとり。佇まいから女子だと思っている。本編登場時のストーリー展開も相まって、悲しいけど美しい存在という印象。東口改札の人通りの多いエリアで待っていてくれた。

新宿も通勤で毎日のように使うので、「ジオングはあちら!」っていう張り紙を見るたびに嬉しくなる。ガンダムスタンプラリーは頑張る勤め人の味方。

高円寺/シャア専用ズゴック

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高円寺を紹介してくれるアメイジングズゴックくん

僕とルイコが最も愛するもうひとりのMS。僕らの中ではこいつは男子で、先ほどのジオングちゃんとはラブラブカップルだ。このカップルについて語り出すと割ときりがないので泣く泣く割愛するが、僕らがガンダムを今日まで楽しめているのはこの男のおかげと言える。

池袋/νガンダム

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ピントよ…

スタンプラリーに参加するにあたり、我が家からはガンプラをゲストとして連れ出していた。先ほどのズゴックくんと、こちらのνガンダムさんだ。ピンボケでごめんね。

実は池袋で色々あり、僕とルイコは喧嘩してしまった。何とか仲直りできたけど、悲しい出来事だった。改めて、ルイコごめんね。R・ベッカーズの店員、君は深く反省したまえ。

恵比寿/ヤザン・ゲーブル

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ヤザンを愛するメンタルがちょっとわかんないかな

リキッドルームで開催された「WWMM(わくわくミツメまつり)」に行くついでにスタンプを押した。ミツメはいいぞ。メジャーデビューしないのかな。好きにやってくれたらいいんですけど。

渋谷/フォウ・ムラサメ

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フォウとドライブデートをするクワトロ大尉

渋谷駅は広大で、人の数が多くその流れも激しい。そんな渋谷駅でスタンプを設置できるとしたら、それはやはり新南口改札外なのだろう。深く理解できる。

まあそうは言っても「ここってまだ渋谷駅の範疇なの?」って思うくらいには遠いので、そこまでの道すがらにはZのキャラが名台詞のパロディを叫ぶ手作りポスターがたくさん貼られていた。参加者を楽しませようとする駅の魂がひしひしと感じられる。駅の魂とは。

スタンプ台付近にもフォトスポットやエル×スの模型(いずれも手作り。すご)が設置されていたりと、渋谷駅は端から端までノリノリだった。作中では悲しい運命を辿るフォウも何だか楽しそうだ。

金町/ジェリド・メサ

ハイザックの中野と連動企画をやっていた。「どちらかの駅で都区内パスを購入し、2つのスタンプを押した専用台紙とともに係員に提示すると、ちょっといいプレゼントをもらえる」というもの。

しょーもない、ちょっとした愚痴だけど、この「専用台紙」というものがスタンプ帳なのか別の何かなのか、僕たちにはすぐには理解できず金町の係員に尋ねたところ、とてもサバサバと対応してくれて、ちょっと「ああ…」ってなった。あれかな、ガンダムあんまり興味ないのかな。

というわけで、この段階で初めて「専用台紙」を手に入れた僕たちは中野を再度目指すことになる(中野ゆかりのプレゼントをもらえたので、結果的にはそのほうがよかった)。

信濃町/メタス

あまり僕に馴染みのない文化が栄えている街。前回はデギン・ソド・ザビの担当で「な、なるほど…」となったのが今でも思い出深い。

今回は初めて駅を出て周辺を散策してみた。一見小さな文房具店や花屋などもよく確認してみると大勝利を謳った勇ましいグッズを陳列していたりする。「なるほどなあ…」と僕は思う。

商店のエリアを抜けてすぐのところにとても大きな建物があり、門の前には厳めしい表情の警備員が立っていた。

そんな感じでした。

取手

前回同様、最果ての駅。言うまでもなくはっきり言って遠いのだけど、辿り着いてみるとガンダムファンと思しき人々が結構いて、何だか嬉しくなる。係員のブースにはZのガンプラが飾られていたような。

昼下がりに景色を眺めながら電車に揺られる時間も楽しいものだった。スタンプを集めたり、景品をゲットしたりっていう目的はもちろんあるけど、知らない地域を訪れて散策するのも醍醐味だよね。

羽田空港国際線ビル駅/クシャトリヤ/マリーダ・クルス

空港方面に追いやられた挙句、MSとパイロットが抱き合わせにされてしまったUC勢、哀れ。

そんな中で国際線ビル駅は(たぶん(さっきからなぜ裏を取らないのか))前回無かった、初めて訪れることとなったスタンプポイントである。

当然のように広いがそれだけでなく、多国籍風のインテリアや、昼夜の感覚を鈍らせる薄暗い照明が独特な雰囲気を醸しており、そこを歩く人々も何者なのか、どこから来てどこへ行くのか、楽しさとミステリアスが同居した不思議な存在感を漂わせていた。ような気がする。

十条/ハマーン・カーン

この町には「十条銀座商店街」という素敵なエリアがある。雰囲気としては中野の「サンモール商店街」や吉祥寺の「サンロード商店街」に似ているだろうか。全国区のチェーン店から個人商店まで幅広くラインナップされており、食品・生活用品と多少の娯楽はそこだけで完結できそうな、いかにも便利そうな商店街だ。サカナクションの「蓮の花」という楽曲のMVにも登場する。

夕方から夜に差し掛かる時間帯に訪れた僕たちは少しお腹が空いており、商店街に入って比較的すぐの肉屋さんでメンチカツと肉じゃがコロッケを買って歩きながら食べた。100円を切るような安価だったと思うがその割にはとても大きく、そして美味しかった。

尾久/ミデア

前回もだったけど、絶妙な位置にあるためついつい後回しにされ、最後の1個にされがち。それが尾久。だいたい夜に訪れるため、とても寒い。

そしてお恥ずかしい限りだが、ここでも僕はルイコと喧嘩してしまった。どうかしている。情けない。申し訳ない。疲れとか寒さとか時間制限とか色々あったのかもだけど、良くないなと思う。改めて、ごめんなさい。

東京/カイ・シデン/特設ゴールカウンター

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優しいおじさまに撮影していただいた。その人はそのままどこかへ走っていった。

スタンプを押したのは中盤くらいの頃だったけど、特設ゴールカウンター設置駅のためここで紹介する。

東京駅は構内の様々な飲食店がガンダムコラボメニューを提供していて、そのどれもが工夫されていて本当に素敵だ。

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↑descriptionがいちいちハイテンションで面白いな。

何だかんだの流れで、僕たちは一つも味わうことができなかった。「アッガイのベルギーチョコパフェ」とかめっかわだったんだけどな…残念。

尾久をさっさと出発し、20時で閉まるという特設ゴールカウンターに何とか滑り込んだ僕たちは無事に65駅達成を認められ、山手線色ガンダムのガンプラを手に入れることができた。やったー!

終わった

長かったし、寒かった。冗談抜きで疲れるし、結構お金もかかる。いったい何が僕たちを突き動かすのだろうか。前回の山手線ガンダムが積みプラと化しているところを見ると、別に景品が目当てというわけでもないんだろうけど、じゃあ何なんだろう。意地…とか?

このイベントは2/27まで続くとのことなので、各駅にはもうしばらくスタンプ台と、それを知らせる掲示物があり続けるはずだ。最近は毎朝見てるから、外されたら寂しくなるだろうな。

やり遂げた自分たちに関しては、我ながらよくやったと思わずにはいられないけど、その一方で企画の運営側だったり、自分たちなりの方法でイベントを盛り上げる各駅のスタッフには頭が下がるばかりだ。本当に楽しかった。ありがとうございました。

最後の東京駅で購入した限定パッケージのチロリアンを、今日もふたりで少しずつ食べ進めている。

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意外にもアッガイ不在