初めての免許の更新のために東西線に乗る。
音楽を聴きながら駅に向かい、音楽を聴きながら電車に乗っている。
待ち時間が多いだろうからと持ってくるつもりだった本を忘れたことに気づき、
今日はつけようと思っていた腕時計もつけ忘れている。かなしい。
でも、免許更新のために必要なものは何度も確認して鞄にいれたのでよしとしましょう。
と、思ったところで「窓の鍵閉めたっけ…?」と不安になる、、、
閉まっていることを願う。
ペットのトカゲ(この子の話も追ってちゃんと書きたいですね)の家の温度は、何回も測ってベストを保っているのでよしとします、、
いちばん大事なことがキープできていればよい!といまは考える。
夏頃からメンタルが急激にヘラり、どうにもこうにも不調だったのがだいぶましになってきました。気づいたら秋になっちゃったよ。
春に転職、その勢いのまま突っ走り、徹夜で原稿書いたりしていたのがよくなかったんだと思います。
誰も徹夜で仕上げろなんて命令してないけど
誰かがやらないと終わらない仕事ってあるやん…?
かれこれこの2、3ヶ月ほど、なかなか眠れない、寝たら寝たで毎晩のように悪夢を見る、起きてるときは過去の失敗などがフラッシュバックのように思い出されて絶望するといった精神状態になり
今になって思えば、服を選ぶのが億劫、にはじまり、能動的に音楽を聴けない、活字が頭に入らない、映画に集中できない、まともな文章を一文字も書けない(ワード開くと頭まっしろ 編集兼ライターなのに仕事どうすんねん)、などなど、
これらも不調に伴う異変だったんだろうと思いますが、
当時は「いよいよ歳とってあらゆるエンタメに飽きたか…私ってば言うほどオタクでなかったんだな…」くらいに考えておりました。
んーーーもっと言うとお風呂に入るのがダルイ、のあたりから異変は生じていたのか?
不調がピークのときはまじで何もする気が起きなかったのですが、スマフォをダラダラとスクロールすることはできたので、
布団に横になって永遠にWikipediaを読んでおりました。
情緒的なものがとにかく受け付けられなくなっており、説明文なら大丈夫だったのだと推測します。
先日テレビで『鬼滅の刃 無限列車編』を観たとき、煉獄さんのお父さんが似たような状況だったので
すこし胸が痛かったです。
こりゃまーあかんわということで少し長めにお休みをいただいた結果、ある頃を境に急に
脳内がクリアになるといいますか、ぼんやりとした思考が晴れる瞬間が訪れました。
そんな最近です。よかったです。
音楽を聴きながら駅まで歩く、
本を忘れたことにショックを受ける、
そしてこうして自分の気持ちを言葉にしている。
メンタルがヘラっている最中は「もう私はそういうの興味なくなってしまったんだな」と思っていたけれど、
今では本来の自分を取り戻しつつある、と思えるからふしぎですね。
おそらく、まだ本調子ではないので
ほどほどに理想の暮らしを守っていけたらな〜と思います。
ほどほどに理想の暮らし:平日は比較的イージーモードで仕事をこなし、そこそこの達成感と自己肯定感を得、まったり自炊できるくらいの時間に帰宅。洗濯は2日に一回はしたい。髪型服装自由でお願いします。気の向くままにコンビニや居酒屋、映画にいける程度にゆるい金銭感覚でも生活に余裕があり、トカゲになにかあったらポンとお金を出せる蓄えがある。気づいたら奨学金の返済も終わってる。愛する夫と毎日楽しく暮らし、お互いにかわいいね優しいねと褒め合い、夫婦間でしか通じない新しい言葉を日々生み出し、たまに真剣な議論をし、好きなお友達と定期的に会って笑い、体重は●キロをキープし腹筋はうっすら割れていていつまでもエスサイズのTシャツを着られるような…
そんな暮らしです!!
(10年前は「欲しいものは 穏やかな暮らし 当たり前の太い幹を生やし 好きな人がすぐそばにいる そんな毎日」(インスパイヤードおおはた雄一、歌詞間違ってたらすいません)とか言ってたのにずいぶん贅沢になりましたね。守るべきものがあると強欲にならざるをえません)
〜追伸〜
メンタルがヘラっていても
トカゲの世話は毎日心を込めてできたのは偉かったと思う
自分よりか弱いいきものと共に暮らす、ということは
巷でよく言われる「癒し」よりも
命をまもるための「強さ」をくれることだと
思い知る毎日です。
もちろん、癒し効果もばつぐんにありますが(⌒▽⌒)